「好きなことで生きていこう」の違和感の正体を自分なりに言語化してみた
こんにちは、進撃する人(@mikasa_afilli)と申します。
前回書いた記事「お金2.0から読み解く個人アフィリエイターがブロガー化するべき理由」が見事にバズって1記事しか書いてませんが1万PV・読者登録33人・はてぶ67・紹介リンク2本貰いました。
読んでいただいたみなさま本当にありがとうございます。
今回、引き続き自分なりの考えをブログに書いていこうと思います。
自分で「好きなことで生きていくべき」とTwitterに書いたんですけど、実はこれ、つぶやいておいて違和感もってました。
どうしても「好きなことや続けられることをしよう!」って結論になる。
— 進撃する人 (@mikasa_afilli) 2018年2月15日
僕はこれまではこの論理がわからなくて一番手っ取り早く稼げるアフィやってたけど、今この状況を見ると論理的に説明できる。
好きなことやろうっていうのは、とても合理的なのかもしれない。
違和感を感じた理由を自分なりにまとめると
- 自分が資本主義脳だから(金稼げればオッケー)
- アフィリエイターに向けて書いていたから
多分、この2点のせいで違和感があったんだと思います。
そもそも「好きなことで生きていこう」というのは「今後は好きなことでもマネタイズをしやすくなってきたので、嫌なことをするよりも好きなことした方がよくね?」ってことなんですよね。
それに対してある程度、結果残されてるアフィリエイターさんは「嫌なこと」をそもそも外注様やスタッフ様に任せているので「好きなことで生きていこう」という言葉はあまり響かないと思います。
稼げるかよくわからない「好きなこと」をするよりも「嫌なこと」を外注に任せ、たくさん稼ぐ方がよくね?っていうのは僕も思います。
だからこそ自分でつぶやいていて違和感を感じていました。
そもそも「稼げればいいや」という思考を持っているので、別に好きなことで稼ぐより「いかに楽して稼ぐか」のほうが大事なのかもしれないですねw
もっというと、お金のことを一切心配せずに幸福になれればそれでいいんですよね。(なので報酬金額でのマウンティングは基本一切かかわりたくない・距離を置きたいタイプです)
つまりお金に縛られたくないからお金をたくさん稼ぎたいと思うわけです。
だから「あーめんどくせーはやく上位表示しろ!」といいながら被リンク打ったり、自分でしたくない作業を外注さんに任せて鼻をほじりながらタイムラインを見ていることが自分にとって一番心地いいのです。
結局、好きなことを仕事にするよりもアフィでできるだけ人との摩擦を避けて稼いだり、石油王から5000兆円もらいそのお金で好きなように生きたいというのが本音な気がします。
ただ、どうしても「稼げる」とわかっていることはレッドオーシャン化してしまう
で、これは前回の記事でも書いた通り、「稼げる」とわかっていることはすぐにレッドオーシャン化してしまいます。
本当は石油王から5000兆円貰って人生安泰に過ごしたいのですが、それは現実的に無理なので「稼げるジャンル・稼げるキーワード・稼げる方法」でひたすらゴリゴリ被リンク打って上非表示をさせていくしかなかったわけです。
しかし、それだとどうしても長期的に見てジリ貧なのは目に見えて明らかです。
なので結局、「目に見えて稼げること」から離れなければ結果的に厳しいんですよね。
僕は「アフィが目に見えて稼げること」から「少しずつ割りが合わなくなってきたうえに苦痛なこと(とはいえまだ普通に働くよりは割が合う。昔よりは、ということ)」に変わりつつありました。
もちろん、今はまだ稼げるので稼げる1~2年ほどは稼ぎ切るというのは戦略として全然正しいと思いますし、今の自分の収入源の大半はアフィです。
資本主義脳の人は「好きなことをする」のではなくて「好きなことをしたいという人に投資」をするべし
で、これまでアフィリエイトは非常に利益が出やすいので必死に取り組んできましたが2年後のことを考えると、「ほかのことに投資したほうが長期的にみて利益が出るんじゃね?」と思うようになってきたことが正直な意見です。(もちろん1年前に参入して物凄い勢いで稼いでいる人もいますので、いける人はいけると思います。)
そこで「アフィリエイト」という枠に捕らわれず、「利益が出るかわからないけど利益になるポテンシャルがある」と思うところに投資することがいいんじゃないかと個人的に思います。(もちろんアフィサイトも継続して作ってますね)
例えば僕の事例だと
- ジャンルAで自分でブロガーをする(別ジャンルで1年以上前からやってました。記事は全部自分で執筆してます。アフィ以外で少しずつですが独自経済圏の形ができてきました)
- ジャンルBでブロガーをする(全て外注様に運用してもらってます)
- 進撃する人のブログ(これは完全趣味でやってます。お金以外の価値があると感じてるので今考えてることを書きなぐってます。何か起こればいいなと思って書いてます)
- ブロックチェーン技術を使った某ブログを主婦ライターさんに書いてもらう
- インスタグラムを若い女性の方に運営してもらう(失敗気味ですが)
- 某ジャンル顔出ししないYoutuber(10投稿で向いてないと感じ損切しました)
他にも色々挑戦してます(全部ここに書けせんが)、今は「有用性価値」の部分ではなくトレンドである「内面性価値」の部分かつ自分が「面白そう。ポテンシャルありそう。」と感じるところに時間とお金を投資しているわけです。(まぁぶっちゃけまだひと昔のアフィほど稼げてませんが。数年後を見据えて期待値が1を超えるところに投資するスタンスです)
何も自分で好きなことをすればいいというわけではなくて「好きなことをして稼ぎたい、働きたい」という人に投資すればいいわけですよ。
有用性価値の部分で利益が出づらくなったため、今は内面性価値に富が集まってきているのでそちらに投資をすればいいだけです。
経済は2つに分かれるが自分の得意な経済で稼げばいいんじゃない?
自分で「ブロガー化したほうがいい」と煽ってしまったのですが、僕が言いたかったことは資本主義から価値主義へ時間もお金も投資する方向になっていった方が長期的に良いんじゃないかな、ということです。
もちろん、ブロガーに向いていない人が多いのは100も承知です。
例えばブロガーになるためには「嫌われる勇気」を持つ必要があります。
で、嫌われる勇気を持てる人ってそんなにいないです。
だからこそ誰にも叩かれないからアフィリエイターをしているわけですね。(僕もマジで叩かれたくないので某掲示板とかに書くの辞めてくださいね。書いたら全力で訴訟ビジネスに参加します)
それなら「自分の得意な経済で稼いで、それを今後トレンドになりつつある価値主義に向いている人に投資すればいいんじゃないの?」って思います。
向いていない人はブロガーにならずに「ブロガーになりたい人」に投資して長期的スパンで自由に書いてもらいSNSを自由に運用してもらうといいんじゃないですかね。
どんなに好きなことでもどんなに美味かった店でも「楽しかった」「美味かった」で終わってしまう人はどうしたら良いのか
— かわまん2 (@kawaman002) 2018年2月15日
そういえば昔、「ラーメン評論家女子大生」っていたと思います。
今は炎上して消えてしまいましたが、例えばラーメンが好きならそういう人に投資してみるのもいいんじゃないでしょうか?
女子大生ラーメン専門インスタグラマーとかラーメン大好き丸の内OL仮想通貨女子インスタグラマーとかウケそうな気もしますが笑
18歳くらいの子を捕まえて社会人になるまで運用して貰い、広告枠募集して利益出すというスタンスで行けそうな気がします。
こればかりはリサーチしていけると思ったら、投資してみないとわかりませんね。
期待値が1を超えると確信できるならサイコロを振る感覚でやってみるのもいいと思います。(自分で趣味がてら長くラーメンブログ書いていくのも価値があることだとも思いますが)
若くてこれからアフィに参入したいって人は思いきって副業で価値主義に振り切ってもいいと思う
今現在、投資するお金がない15~22歳くらいの方(特に女性)の場合、サイトアフィリエイトや転売など「儲かりそうなこと」をするよりも(自分がSNSとかブログ向いているのであれば)思い切って価値主義に振りきってみるのもいいと思います。(ライバル減らすために言ってるわけじゃないですよ。決して!)
結構、稼いでるインスタグラマー、Youtuber、ツイッタラー、ブロガーは多いですよ。
センス、才能は多少必要ですが、数年前よりもはるかに敷居が下がった気がします。
少なくとも生きていくための最低限のお金くらいは稼ぎやすくなったと思うのでコツコツと時間をかけて好きなことをやってネット上にアウトプットするのはありだと思いますね。
僕が言いたかったターゲットってこの15~22歳のSNS得意なお若い方に対して「好きなことで(副業として)稼いだほうがいい」でした。(学校通ってるなら学校通いながら、リーマンなら給料の3倍以上稼げるまでは絶対兼業でやった方がいいです。)
だから違和感を感じてたわけですね。
僕のような資本主義脳の大人は、資本主義で稼いで「好きなことをしたい人」に投資することにします。
5年後はもっと価値主義の競争が激化するのでやるなら今の内だと思います。
また今後は「お金」そのものがコモディディ化してしまい、価値が下がると言われており(お金がコモディティ化して価値がなくなってしまう理由については後日書きます)、若い人は無理にジリ貧になりつつある資本主義に突っ込むよりも自分が得意なジャンルの価値主義経済で知名度を上げて自分の知名度をお金以外の無形資産として保存しておくことが合理的なんじゃないかなって思いますね。(これが「好きなことをすることが合理的」という理由です。)
10年後以降は内面的価値も飽和し、社会的価値があることに富があつまる
で、更に先の話をすると資本主義はAIとブロックチェーン技術により飽和し、内面的価値の部分に人が殺到します。こちらのほうがマネタイズしやすくなるからですね。
- Youtuber
- インスタグラマー
- ブロガー
- その他SNSなど
そうすると、資本主義の時は「金さえ稼げれば何してもいい」という人が出てきたのと同じように「知名度が集まれば何してもいい」と過激なことをする人が出るようになります(煽って炎上したり、人に迷惑をかけるyoutuberが出たり。ちなみにイケハヤさんは超資本主義脳だと思ってます)
内面的価値に偏り過ぎることに嫌気がさした人々は次はどこに向かうのかというと、「社会的に価値があること」です。
NPO団体だったり、社会の持続性を上げるために貢献できることですね。
長期的に見ると社会的に価値があることに富が集まるようになります。
世直し、社会貢献系のバラエティ番組が増えてきた。
— web軍師 (@webgunshi48) 2018年2月19日
「池の水ぜんぶ抜く」みたいなやつね。
明らかに需要がある。
見てて気持ちがいいんだろうね。
ブロガーやユーチューバーが目指すべきはここだろう。
小さくてもいいから、社会貢献している感じがあれば固定ファンが付きそう。
実際に内面的価値の競争も少しずつですが激しくなり、社会的価値があることに対して需要が出てきたのは間違いないです。
つまり、これまでは「きれいごと」と散々言われてきた「社会的価値があるがお金にならないこと」ことが今後は「本当の意味で価値のある事」になりつつあるわけです。
「社会のためにしたい、好きなことを世の中に発信したい」という人に富が集まることは良い流れだとは思います。
まとめ
これまでは「お金にならないけど価値があるよね?」というコンテンツのマネタイズができない状況でしたけど、日に日にそういった人の心を動かすコンテンツや社会的に意義があることで収益化できるようになりました。
なので資本主義脳の人は価値主義経済に向いている人や社会的価値のあることに投資していくのが賢いし、世の中にとってもいいんじゃないかなって思ってます。
もちろん、自分自身がそういう経済に参加したいのであれば「好きなことで生きていく・社会的に価値があることをしていく」というのも全然いいと思います。
僕だって趣味でブログやってますし、別の匿名アカウントでは「自分の私見をつぶやき、書きたいことを書く、仕事と遊びがごっちゃになる」という状況になりつつあります。
「趣味で続けられる」ことで徐々にマネタイズの形ができつつあるので、金の事を考えつつも「好きなことで生きていく」を実践できているといえます。(とはいえ、まだお小遣いレベルのマネタイズです。まず実践して形にできて少しでも収益になってる時点で今のところOKと割り切ってます。)
以上が僕の考えでした。
今後、投資していくとなると資本主義に投資するのか、価値主義に投資するのかは各々の判断になります。
もちろん資本主義でマネタイズできるポイントは腐るほどあるので、そこで戦っていくのもいいと思いますし、価値主義寄りで戦っていくのでもどっちでもいいと思います。
自分の環境や性格を踏まえたうえで自分と相談しながら無理のないようにアクションを起こすのが一番いいんじゃないかと思います。
お金2.0から読み解く個人アフィリエイターがブロガー化するべき理由
こんにちは、進撃する人(@mikasa_afilli)というアカウントでTwitterをやっております。
改めてはてなブログで軽くブログを書いていこうと思います。(5記事以上書く感じになったら独自ドメインを使っていこうかなと思います)
今回、ちょっと前のつぶやきが少しバズッたので、なぜこのツイートをしたのか自分なりに書いていきたいと思います。
個人でやるなら少しずつブロガー寄りになっていったほうが絶対生き残りやすいんじゃないかと感じるようになってきた。
— 進撃する人 (@mikasa_afilli) 2018年2月8日
今はまだアフィリエイターのほうがギリギリ儲かるけど、多分2年以内にブロガーのほうが優勢になると思う。
イケハヤさんとひつじさんにシェアされたこともあり、100ファボくらい付きました。
共感してくれている人も多い反面、昔からサイトアフィリエイトをしている人にはピンとこない人も多かったんじゃないかなと思います。
それもそのはず、サイトアフィリエイトで稼ぐのが年々難しくなってきたとはいえ、まだ雑記ブログよりは遥かに稼ぎやすいです。
でもそれも2年以内にアフィリエイターよりもブロガーのほうが稼げる(金銭面だけではなくあらゆる面で優位性がある)ようになるのではないかと考えてます。
ちなみにこの話は、ここ1年の仮想通貨の盛り上がりやGoogleの規制、人気Youtuberの誕生、すべてつながってると考えてます。
アフィリエイターがブロガー化するべき理由
アフィリエイターがブロガー化するべき理由をつらつらと書いていこうと思います。
検索からのSEO集客がレッドオーシャン化していく
これはアフィリエイトサイトを作っている人は感じていることでしょう。
僕も感じています。
自分がさぼり気味なこともありますが、日に日にアフィリエイトサイトで順位をキープするのが難しくなってますよね。
みんなが「稼げるキーワード」で上位表示を目指すため、自分の順位を上位表示でキープし続けるのが難しくなってきました。
これまで以上にパイの奪い合いが激化してきたわけです。
こうやってお互いがお互いのパイを奪い合う業界っていうのはパイを奪い合いながらみんながそのまま沈んでいく...というのはよくある光景だと思います。
これまではもう少し緩いパイの奪い合いだったのですが、最近は激化してきました。
「アフィリエイトが割りに合わなくなってきた」と感じている人は多いのではないでしょうか?
またアフィリエイトだけにとどまらず、メルカリ転売なども「稼げるビジネス」と言われていましたが、情報がオープンになりこぞってみんなが参入したため規制がかかったり、競合が多すぎて利益が出にくい状況になっているようですね。
有用性としての価値と内面性としての価値
ここでタイトルの「お金2.0」の一文を引用しますが「価値」には大きく分けて3つあります。
それは
- ①有用性としての価値(役に立つ、有益、儲かる)
- ②内面的な価値(愛情、共感、興奮、好意、信頼)
- ③社会的な価値(個人の利益ではなく社会全体の持続性を高める活動)
標準的なアフィリエイトサイトは主に①の有用性としての価値が中心です。
しかし、お金2.0では
社会的に価値のある取り組みは利益を出しやすくなっている一方で、利潤のみを徹底的に追及する事業は短絡的な利益を求めすぎて消費者に避けられてしまうか、過剰競争に巻き込まれて長期的には収益を出しにくくなっている
こう述べられています。
まさに今のSEOアフィリエイトの状況に陥っているわけです。
ライバルが増え、コンテンツ競争になり、終いにはgoogleの規制に巻き込まれる。。。
私たちアフィリエイターは現場で全く同じことを感じているはずので、この部分は腑に落ちるのではないでしょうか?
今後は「役に立つこと(=有用性のある価値)」よりも「内面的価値」に価値観がシフトしていく
有用性としての価値は現在、レッドオーシャン化しているうえに有用性価値に特化しているアフィリエイトサイトはユーザーリテラシーの上昇とともに少しずつ避けられていくようになってもおかしくはないんじゃないかなと思います。
もしくは検索エンジンの検索結果が、1位はGoogleのAIが作ったコンテンツになってしまうような未来も近いうちにくるかもしれません。
またこの傾向はアフィリエイトにも限りません。
AIとブロックチェーンの誕生によって「役に立つこと」の価値は今後ますます機械に代替されてしまいます。
どんどん「役に立つ、有用性がある」こと、つまり資本主義に価値はなくなっていくでしょう。
そこで今後は「内面的価値、社会的価値を提供できる人にお金が集まっていく」といわれています。
実際、今の若い人たちは高級車を持ちたがらず、高級時計に興味はなく、持ち家にもこだわらないという傾向があります。
では何に時間とお金を使っているのかというと「経験、コンテンツ閲覧、SNS」ですね。
おしゃれなカフェでインスタにパンケーキをアップする女子大生(おしゃれなカフェに価値を感じ、インスタで承認欲求を満たす)、Youtuberの動画を見る学生(面白い、興味深い、共感する、好きという感情を満たしてくれる)、ブロガーのコンテンツ(自分と似ている人の文章に共感、考え方のシェア)ですね。(そもそも若い世代は無料コンテンツで満足してるのであまりお金を使わなくなってるわけですね)
つまり
このような情報発信者のコンテンツに人々は時間やお金をかけていくわけです。
上記で「有用性価値に特化しているアフィリエイトサイトは避けられる」と書きましたが、これがブロガーだと逆の現象が起きます。
SNSでちゃんと情報発信して、自分の言葉でブログを書き、読者に「共感、好意、面白い」という感情を生み出してくれるブログを数カ月あるいは数年間情報発信し続ければ「信用」が生まれます。
すると「よくわからんアフィリエイトサイト」よりもどう考えても「信用できる人が紹介してるもの」を買うでしょ?
知らん営業マンの営業では買わないけど、信頼してる友達や家族の紹介ならすぐに購入すると思います。
ブログを持って「独自の経済圏」を作る人がものすごく増えている
またお金2.0で書かれている重要なキーワードとして「独自の経済圏」があります。
これはコミュニティを主体とした経済圏のことです。
例えば、コミュニティビジネス(オンラインサロン)がありますね。これは独自の経済圏といえます。
また、仮想通貨も「独自コミュニティの経済圏」を発展させるためにの通貨(独自トークン)として誕生しました(通貨によって存在意義は異なりますが、独自コミュニティの通貨として誕生したものは多い)
例えばRippleだとRipple社が発行している通貨XRPがRipple独自の通貨となります。
「自分が発行する通貨(独自トークン)を持つ人」はまだ少ないですが、「自分の経済圏」を持つブロガーはめちゃくちゃ増えてます。アフィリエイト以外にもマネタイズポイントは作れます。
- オンラインサロン
- note
- 独自有料コンテンツ
- 直接契約の広告
- 投げ銭での収益
パッと思いつくのはこんなもんですけど、多分まだまだ腐るほどあります。
この流れから考えられることとして、今後は「枠組みの中で競争する」のではなく「枠組み自体を作る競争」の流れに変わっていくと考えられます。
もちろん、「サロンとか叩かれそうだから嫌だな」って気持ちは凄くわかります。
だからみんなサイトアフィリエイトをやるわけだし、被リンク打ったりしているわけですよね。
ですが、どう考えても今の「サイトを作ってアフィリエイトリンクを張るだけ」という状況で持つのはせいぜい1年くらいなんじゃないかと思ってます。(組織でやるなら話は別ですが)
よって不安定な日銭サイトを作るよりもそろそろ独自の経済圏を持つ方向性に切り替えていく方が賢いんじゃないかなって思ってますね。(note売ったり、サロンやるのは批判されがちですが、知ったこっちゃあないです。人の目を気にしてる時点で負けです)
「いつ」切り替えるのかが問題ですが、仮想通貨で散々思い知った通り先行者優位です。もう本格的にブログ作って独自の経済圏を作っていった方がいいと思いますよ。
まずは今のサイトをキープしながら徐々にブログで影響力を作っていくことをおすすめします。
ブロガー化すればアフィリエイターが持っていない「社会資本」を手に入れることができる
また 見落としがちな部分ですが、SNSやブログで手に入れることができる人付き合い(=社会資本)は貴重なものだと思います。
- 金融資本(貯金、株、不動産)
- 社会資本(人脈、人間関係、人付き合い、家族、友人、社会とのかかわり)
- 人的資本(お金を稼ぐスキル、能力)
の3つをある程度満たすことが幸福の条件といわれています。
アフィリエイターの方は「金融資本(お金、貯金)」を圧倒的に満たしている人は多いですね。
しかし、その反面、あんまりTwitterやっていない専業アフィリエイターは(自戒ですが)社会資本が圧倒的に欠けているのではないかと思います。
また、アフィリエイトで稼げなくなったときに稼ぐための人的資本がないことがプレッシャーでいまいち、安心感を得られない方が多いのではないでしょうか?
幸福の資本論によると「上記の3つをバランスよく満たすことが大事だが、全部満たせる人はそれほどいないので2つ満たすことを目指そう」と書いてあります。
Twitterをちゃんとやっていればある程度の人付き合いはできますが、人付き合いがアフィリエイターに偏ってしまいますし、そもそもほとんどTwitterをやっていない人は社会資本が欠けている方も多いんじゃないでしょうか。
仮想通貨億り人の知り合い3人いますが、所有資産の中で金融資産だけが突出した結果、承認欲求が異常に強くなりました。
— 嫁で童貞卒業くん (@syojishoji) 2018年2月7日
極端な女遊びしたり、社内出世に振り切ったり、スタートアップに出資しまくって上場実績作ろうとしたり、危うい感じです。
https://t.co/a7uLs7FG8L
そこで、ブロガーになることによって自分と似たタイプのフォロワーが増えれば必然的に社会資本を満たしやすくなります。
例えばこの前、「今夜はヒトデ祭りだぞ!」で有名なブロガーのヒトデさんが「コワーキングを作りたい」とつぶやいたところ
僕も次もし場所を持つとしたら
— たに@ぺーたーずの人 (@taneee_paradise) 2018年2月10日
コワーキングスペースがいいなと思ってます!
なんか協力できることあればやらしてください!!
クラファンとかやってくれたら支援しますよ〜(*´꒳`*)
— らいと@ゆとりーまん (@right_colors9) 2018年2月10日
と、協賛者が複数名出てきました。
これはヒトデさんがブログとTwitter上で大きい人脈・影響力(=強力な社会資本)を持っているからこそ、なしえたものです。
本当の意味で幸福になるためには金融資本と同じくらい大事なものだと思いますよ。マジで。(一時期引きこもってたので人間関係の大切さを思い知らされました涙)
記事を書くためにツイ禁するのではなく生き残るためにTwitterを頑張る時代
そして、界隈では「記事を書け!とにかく記事を書け!ツイ禁してでも記事を書け!」といった風潮が一時期ありました。
当時(2年前)はそれでもよかったと思うし、ブログ書くくらいなら稼げるサイトを作るために頑張った方がいいと思ってましたが、今は違うと思うんですよね。
ちゃんとブロガーやるなら自分の考えをしっかりフォロワーに伝えるためにブログだけではなくTwitterを頑張る(というか好きなことを発信する)必要あります。
2年前はTwitterみてる暇あればサイト作った方がいいって僕は言ってたけど、今は逆だわ。
— 進撃する人 (@mikasa_afilli) 2018年2月8日
誰が作ってるかわからん匿名サイト作るよりTwitter頑張った方がいい時代なのかもしれない。いやマジで。
少なくとも僕が知っている人はTwitterで年間1000万近くのマネタイズができていますよ。(オンラインサロンなどで)
我々のようにSNSマーケでお金をもらっている会社にとって、SNSは遊びでなくて「仕事」なんですよね。というか、「仕事」と「遊び」の境目がないほうが、我々のような業界では良い仕事ができると信じています。
— えとみほ (@etomiho) 2018年2月9日
今後は「努力、根性、気合い」でアフィサイトを更新していく時代ではなくて、Twitterで自分の私見をつぶやき、ブログで自分が興味ある事を発信する「遊びと仕事がごちゃ混ぜになる時代」なんじゃないかと思います。
「遊びが仕事になる」というと、今の常識では批判されそうですが、どう考えてもそういう流れになっていくでしょう。
「好きなことで生きていこう」は正しいと思う
で、まとめに入りますが、この「お金2.0」には「情熱を向けられることを頑張ろう」という結論で締められています。
というか、どの書籍も結論が「好きなことをしよう。ではなければ続けられないし、生き残れないよ」ということが書かれています。
いや、マジで残酷な世界になるなって思いますよ。
世界がどんどん残酷になっていって、過去10年のスピードの倍くらいの感じで進化してる。そして新しいものを高速に学べない人とか適切な行動をすぐに起こせない人とかが仕事がなくなっていってる。
— けんすう (@kensuu) 2018年2月11日
僕みたいな凡人はとにかく必死に勉強して行動をするしかないという感覚で、とにかくヒリヒリしてる、、
自分も人ごとじゃなくて、売り上げがかなり落ちており、正直日々悩んでましてどういう方針に舵を切ればいいのか常日頃考えてます。
そこで、数年後のことを考えるとそろそろブロガーシフトしていった方がいいかなと考えるようになりました。
好きなことがあれば「特化ジャンルブロガー」でいいと思います。
好きなことがなければ雑記ブロガーでいいと思います。
ブロガーとしてその時に自分が好きなことを発信して2年後に目が出るつもりでブログを育てていき、独自の経済圏を持つといいんじゃないかなって思ってます。
(まずは難しいことを考えずに今やってるジャンルのSNS作って運用させてブログっぽくして実験してみることをおすすめします)
長々と書きましたが、「アフィリエイトで稼ぐための10個の方法!」みたいな記事じゃなくて申し訳ないです。
全ては僕の仮説ですが、正しいか否かの答え合わせは2年後になりますね。
↓お金2.0読んでない方は動画でも簡単に見れます↓
*今後未来はどうなっていくんだー!?って方に以下の書籍を読むことをおすすめします。
①お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
②幸福の資本論
③新しい時代のお金の教科書
④LIFE SHIFT(ライフ・シフト)
テスト
えいっ!えいっ!